
裏ハムラの外固定と内固定で仕上がりに差は出る?美容外科医が解説する固定方法の違い|京都・大阪の京都駅前美容外科
「裏ハムラは外固定と内固定で仕上がりが違う?」
「外固定のほうが再発しやすい?」
「内固定のほうが綺麗に仕上がる?」
裏ハムラ法を検討している方から、このような質問を受けることがあります。
裏ハムラでは、眼窩脂肪を目の下の凹み部分へ移動・再配置したあと、その位置を安定させるために固定を行います。
固定方法には大きく、
- 外固定
- 内固定
があります。
では、この2つで最終的な見た目に差は出るのでしょうか?
結論から言うと、
適切に手術が行われた場合、外固定と内固定によって最終的な見た目の仕上がりに大きな差が出るわけではありません。
ただし、外固定には「固定が一部外れてしまう可能性」という特徴があります。
よって、個人的には初回手術やよほどでない修正症例に対しては内固定を選択するのがおすすめです。
そのため、術後の過ごし方や骨格などによっては、患者さん自身が
「脂肪が戻って、クマが再発したのでは?」
と感じることがあります。
今回は、裏ハムラの外固定と内固定について詳しく解説します。
そもそも裏ハムラでなぜ固定するの?

裏ハムラでは、眼窩脂肪を目の下の膨らみから凹みの部分へ移動させます。
手術直後は、移動させた脂肪がまだ周囲の組織になじんでいません。
そこで、移動した脂肪を適切な位置に保持して、組織が安定するまで支える
ことが重要になります。
この固定方法の一つが外固定で、もう一つが内固定です。
①外固定とは?

外固定は、移動させた脂肪を外側に牽引糸を出して固定する方法です。
下まぶたの皮膚側に固定糸を出し、1週間程度固定します。
糸の出た部分は茶テープを貼って糸が抜けないように保護します。
そのため、術後には固定部分を気にしながら生活する必要があります。
②内固定とは?

内固定は、移動した脂肪を内部で固定を行い、皮膚の外側に固定糸を出さない方法です。
そのため、外から見える固定糸がないというのが大きな特徴です。
見た目の面では、外固定より術後のストレスが少ないと感じる方もいます。
外固定と内固定で「仕上がり」は変わる?
ここが一番気になるところだと思います。
結論は、
固定が外れなければ基本的に見た目の最終的な仕上がりに大きな差はありません。
重要なのは、
どの位置に脂肪を移動させたのか
どのように固定したのか
術後にその位置が安定したか
という点です。
つまり、
「外固定だから仕上がりが悪い」
「内固定だから必ず綺麗になる」
という単純な話ではありません。
固定方法そのものよりも、適切な位置に脂肪を移動し、その位置を安定させられているかが重要です。
では、なぜ「外固定は再発しやすい」と言われることがある?
ここには少し誤解があります。
外固定だから脂肪が必ず再発するわけではありません。
ただし、外固定では固定糸を抜糸する必要がありますので1週間の経過で癒着がある程度完成さている必要があります。この癒着がうまくいかず移動した脂肪や眼窩隔膜が外れてしまうことがあるのです。
そして術後には、
- 寝る姿勢
- 目元を触ってしまう
- うつ伏せ寝
- 洗顔
- 無意識に目元をこする
- テープや固定部分への刺激
など、さまざまな要因によって固定が一部緩んだり、外れたりする可能性があります。
また、
骨格や眼窩の形状、脂肪の量・位置など、患者さんごとの解剖学的な違い
も固定の安定性に影響します。
固定が一部外れると「再発した」と感じることがある
例えば、術後しばらくして、
「目の下が少し膨らんできた」
「またクマが出てきた気がする」
と感じることがあります。
しかし、それが必ずしも、
「裏ハムラが失敗して脂肪が元に戻った」
という意味ではありません。
外固定の一部が外れたり、固定が弱くなったことで、
移動した脂肪の一部が予定していた位置から動く
可能性があります。
その結果、術前と似た膨らみが一部出てきて、
「再発したように見える」
ことがあります。
術後の過ごし方も重要
外固定を行った場合、特に術後早期は、
固定部分に余計な力をかけないことが重要です。
例えば、
- 目をこすらない
- うつ伏せで寝ない
- 強く圧迫しない
- 固定部位を引っ張らない
- 強いマッサージをしない
など、医師から指示された術後管理を守る必要があります。
「固定しているから何をしても大丈夫」というわけではありません。
移動させた脂肪が安定するまで、できるだけ余計な刺激を避けることが重要です。
骨格によっても固定の安定性は変わる
もう一つ重要なのが、患者さんごとの骨格の違いです。
目の下の骨格や眼窩の形、脂肪の位置などは人によって異なります。
そのため、同じように固定しても、
「固定が安定しやすい目元」
「固定に注意が必要な目元」
があります。
特に、
- 眼窩が深い
- 奥目
- 目の下の骨格が特徴的
- 眼窩脂肪の位置が特殊
などの場合には、より慎重な固定・術後管理が必要になることがあります。
「外固定=再発」ではない
外固定の一部が外れたとしても、必ず再発するわけではありません。
また、術後の腫れが引いていく過程で、目の下の形が変化することもあります。
手術直後は腫れによって凹凸が分かりにくかったものが、腫れが引くにつれて見えてくることもあります。
そのため、「術後に少し膨らんできた=脂肪が戻った」とすぐに判断することはできません。
経過を見ながら、
- 腫れの変化
- 脂肪の位置
- 凹みの程度
などを総合的に判断する必要があります。
外固定と内固定、どちらが優れている?
これも一概には言えませんが序盤にも記載した通り、個人的には初回手術やよほどでない修正症例に対しては内固定を選択するのがおすすめです。
外固定には、
修正症例や骨格的な難症例に対して比較的安全に施術が行いやすいというメリットがあります。
一方で、
抜糸が必要で、術後に固定部分への配慮が必要という特徴があります。
内固定は、
外側に固定糸が出ない・固定が安定しやすいというメリットがあります。
一方で、目元の状態によっては固定操作そのものが難しくなることもあります。
つまり、
「どちらが絶対に優れている」というより、術者がその患者さんの解剖に合わせて適切な方法を選択することが重要です。
京都駅前美容外科で考える裏ハムラの固定
裏ハムラは単純に脂肪を移動させるだけではなく、
目の下の膨らみと凹みの段差をどのように滑らかにつなげるかが重要です。
そのため、
- 眼窩脂肪の位置
- 目の下の骨格
- 凹みの程度
- 奥目・出目
- 頬のボリューム
- 過去のクマ取り手術歴
などを確認したうえで、固定方法を含めた手術計画を考えます。
まとめ|外固定と内固定で最終的な見た目に大きな差はないが内固定に分配が上がる
裏ハムラの外固定と内固定について、
「内固定のほうが綺麗に仕上がる」
「外固定は再発する」
と単純に考える必要はありません。
適切に手術が行われれば、固定方法だけによって最終的な見た目に大きな差が出るわけではありません。
ただし外固定の場合、抜糸までの間に、
- 術後の過ごし方
- 目元への刺激
- 寝る姿勢
- 骨格
- 眼窩脂肪の状態
などさまざまな要因によって、固定が一部外れたり緩んだりする可能性があります。
その結果、脂肪の一部が移動して、「クマが再発したように見える」ことがあります。
したがって、裏ハムラで重要なのは、外固定か内固定かだけではありません。
「その人の目元に合わせて脂肪を適切な位置へ移動し、安定させること」が重要です。
当院では、一人ひとりの「なりたい理想」に寄り添い、医学的根拠に基づいた美容医療を提供しています。
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この記事の監修・執筆医師

京都駅前美容外科 院長
龍山 侑季史
前職では西日本No.1の症例数と満足度を誇る。大手美容クリニック院長として多くの患者様の診察に携わり、鼻整形・口元整形をはじめとして目元・小顔整形まで”なりたい理想を一度に叶える“をモットーにただひたすらに技術を磨く。症例数は5万件を超え、鼻・口元・目元・小顔の各分野全てで技術指導医として後輩医師を指導。






