
口角挙上の傷跡は目立つ?ダウンタイムと傷の経過を美容外科医が解説|京都・大阪の京都駅前美容外科

「口角挙上をしたいけれど、傷跡が残るのが心配」
「口角の傷は目立ちませんか?」
「傷跡が白くなったり、赤くなったりしませんか?」
「いつから人前に出られますか?」
口角挙上を検討される方からは、手術の効果だけではなく、傷跡やダウンタイムについての相談も多くあります。
口角挙上は、口角周囲の皮膚を切開して形を整える外科手術です。
そのため、どのような方法であっても、基本的には切開した部分に傷跡ができることを理解しておく必要があります。
ただし術式やどのようなデザインで行うかで大きく変化しますので、そこについても解説して行きます。
一方で、口角は顔の中でも比較的小さな部位であり、適切なデザインと縫合、術後のケアによって、時間の経過とともに傷が落ち着いていくことが期待できます。
ただし、「切開したらすぐに綺麗な傷になる」わけではありません。
術後しばらくは赤み、腫れ、硬さなどが出ることがあります。
そして口角は、
- 食事
- 会話
- 笑う
- 表情を作る
など、日常的によく動く部位です。
そのため、傷の経過も他の部位とは少し違った考え方が必要になります。
この記事では、口角挙上の傷跡はどのように変化するのか、ダウンタイムはどの程度なのか、傷跡を目立ちにくくするために何が重要なのかについて、美容外科医の視点から詳しく解説します。
口角挙上では傷跡が残る?
まず結論から言うと、
口角挙上は切開を伴う手術なので、少なからず傷跡は残ります。
これはどれだけ丁寧に手術をしても、「傷が全くなくなる」という意味ではありません。
ただし、傷跡は時間とともに変化します。
手術直後には赤みや腫れが目立っていても、時間の経過とともに、
赤い傷
↓
赤みが落ち着く
↓
徐々に白っぽくなる
↓
周囲の皮膚になじんでいく
という経過をたどることがあります。
最終的な傷跡の状態には個人差がありますが、術後早期の傷を見て最終的な傷跡を判断しないことが重要です。
口角はよく動くからこそ、傷を残す場所のデザインが重要
口角周囲は顔の中でも特に動きの多い場所です。
例えば、
- 食べる
- 話す
- 笑う
- 口をすぼめる
- 歯を磨く
- 表情を作る
など、日常生活のほぼすべてで動きます。
そのため、口角挙上の傷は、静止した状態だけではなく、動いたときにも自然かという視点が必要です。
これは口角挙上ならではの難しさの一つです。
傷が目立ちにくい口角挙上の術式は?
口角挙上には色々な術式が存在します。どれが正解、というものはありませんが傷が目立ちにくく結果が良いと僕が考えている術式は「全層法」と呼ばれる術式です。
当院の症例は基本的に全層法で行なっています。
症例写真はこちらからチェック✅⇨口角挙上など症例集
詳細は他のコラムでも記載しているのでそちらも参考にしていただけると幸いです。
口角挙上術の全層法って何?他の術式との比較は?|京都駅前美容外科の医療コラム

口角挙上の全層法のデザインイメージ。傷が目立ちにくい。

口角挙上の皮弁法のデザインイメージ。傷は目立ちにくいが想定した結果に練りにくいことがある。

口角挙上の外側法のデザインイメージ。たるみがある場合は有効だが傷が目立ちやすいのでおすすめしない。
口角挙上で笑うと傷が開く?
術後に、「笑ったら傷が開きませんか?」と心配されることがあります。
口角は非常によく動く部位なので、術後早期には強く口を動かしたときに傷周囲へ負担がかかる可能性があります。
そのため、術後すぐは必要以上に大きな表情を作ったり、傷を強く引っ張ったりすることは避ける必要があります。
ただし、日常生活の中で完全に口を動かさないことも現実的ではありません。
大切なのは、必要以上に傷へ負担をかけないことです。
具体的な術後の生活制限については、手術方法や傷の状態によって異なるため、担当医の指示に従うことが重要です。
口角挙上で傷跡が目立ちやすくなる原因
傷跡の経過には個人差があります。
例えば、
- もともと傷が赤くなりやすい
- 傷が盛り上がりやすい体質
- 強い紫外線を浴びる
- 傷を強くこする
- 術後に強い刺激を加える
- 傷に過度な緊張がかかる
など、さまざまな要因が関係します。
また、手術そのもののデザインや縫合も重要です。
そのため、
「傷跡が目立つかどうか」は術後のケアだけで決まるわけではありません。
手術前のデザインから術後管理まで、トータルで考える必要があります。
傷跡をできるだけ綺麗にするために大切なこと
傷跡を目立ちにくくするためには、術後の過ごし方も重要です。
基本的には、
① 傷を強くこすらない
洗顔やスキンケアの際に、傷を強く擦らないようにします。
② 紫外線を避ける
傷が落ち着くまでは、紫外線による色素沈着などにも注意します。
③ 指示された軟膏・テープなどを使用する
必要に応じて、クリニックから指示された方法で傷をケアします。
④ 傷を無理に引っ張らない
口角を大きく動かすことが必要な場面以外では、術後早期に傷へ過度な負担をかけないことが大切です。
⑤ 経過を焦らない
傷は数日〜数週間で完成するものではありません。
数か月単位で成熟していくもの
と考えることが重要です。
口角挙上で「傷跡ゼロ」は目指せない
美容整形では、「傷跡が全く分からないようにできますか?」と聞かれることがあります。
しかし、切開手術である以上、
傷跡が完全にゼロになることを保証することはできません。
ここは非常に大切なポイントです。
目指すのは、「傷をなくすこと」ではなく、「時間の経過とともに目立ちにくく、口元の形に馴染んだ傷にすること」です。
そして、傷の成熟には時間がかかります。
傷跡が気になる人は口角挙上を受けない方がいい?
必ずしもそうではありません。
むしろ、「傷跡が気になるからこそ、術前に傷の位置や経過をしっかり理解しておく」
ことが大切です。
口角挙上では、傷を完全になくすことはできません。
しかし、
「どこに傷ができるのか」
「術後どのくらい赤くなる可能性があるのか」
「どのくらいの期間で落ち着いていくのか」
を理解しておけば、術後の経過に対する不安も少なくなります。
京都駅前美容外科が考える口角挙上の傷跡
京都駅前美容外科では、口角挙上において、
「傷を目立たなくすること」だけを考えているわけではありません。
もちろん傷跡は非常に重要です。
しかし、それ以上に重要なのは、
「口角の形と傷跡が一体となって自然に見えること」
だと考えています。
そのため、
- 口角の現在の位置
- 上唇の形
- 人中の長さ
- 上唇外側の形
- 口角外側の皮膚
- 左右差
- 表情を作ったときの口元
などを確認し、切開ラインをデザインします。
口角挙上は単純に、
「皮膚を切って上に縫う」
だけの手術ではありません。
どこを切開し、どこを残し、どのような口角の形にするのか。
そして、
その形に対して傷がどこに存在するのが自然なのか。
そこまで考えてデザインすることが重要だと考えています。
口角挙上の傷跡でよくある質問
Q. 傷跡は一生残りますか?
切開手術なので、完全に傷跡がなくなるわけではありません。
ただし、傷は時間とともに成熟し、徐々に目立ちにくくなっていくことが期待できます。
Q. 傷跡は赤くなりますか?
術後しばらくは赤みが出ることがあります。
赤みの程度や期間には個人差があります。
Q. いつからメイクできますか?
傷の状態によって異なりますが基本的には抜糸翌日から可能です。
傷が十分に閉じているかなどを確認したうえで、担当医の指示に従って再開することが大切です。
Q. 口角挙上の傷は目立ちませんか?
切開手術なので傷跡は残ります。
ただし、傷の位置やデザイン、縫合、術後の経過によって、時間とともに目立ちにくくなることが期待できます。
Q. 傷跡が硬いのですが大丈夫ですか?
術後しばらくは傷が硬く触れることがあります。
瘢痕が成熟していく過程で起こる変化の一つですが、強い赤みや腫れ、痛みなど気になる症状がある場合は診察を受けることをおすすめします。
まとめ|口角挙上は「傷をなくす」のではなく「傷を自然に馴染ませる」手術
口角挙上は切開を伴う手術なので、傷跡ができることを避けることはできません。
しかし、術後の傷はずっと同じ状態ではありません。
一般的には、
術後早期
→ 赤み・腫れ・硬さが目立つ
1〜3か月
→ 徐々に赤みや硬さが落ち着く
3〜6か月以降
→ 傷がさらに成熟し、周囲になじんでいく
というように、時間をかけて変化していきます。
もちろん傷の成熟には個人差があります。
そして口角挙上で重要なのは、
「傷をゼロにすること」ではなく、「傷が最終的な口角の形に自然に馴染むこと」です。
口角は表情によって常に動く場所だからこそ、
傷の位置・切開ライン・口角の形・上唇とのバランス
を総合的に考える必要があります。
京都駅前美容外科では、口角だけを単純に引き上げるのではなく、人中・上唇・口角・口角外側まで含めた口元全体のデザインを大切にしています。
当院では、一人ひとりの「なりたい理想」に寄り添い、医学的根拠に基づいた美容医療を提供しています。
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この記事の監修・執筆医師

京都駅前美容外科 院長
龍山 侑季史
前職では西日本No.1の症例数と満足度を誇る。大手美容クリニック院長として多くの患者様の診察に携わり、鼻整形・口元整形をはじめとして目元・小顔整形まで”なりたい理想を一度に叶える“をモットーにただひたすらに技術を磨く。症例数は5万件を超え、鼻・口元・目元・小顔の各分野全てで技術指導医として後輩医師を指導。






