
ほくろ除去・切開ほくろ除去
ほくろ除去・切開ほくろ除去
顔や体にあるほくろが気になっている方に対して行うのが、ほくろ除去です。当院では、切開法(外科的切除)での治療法をご提案しています。切開によるほくろ除去は、再発リスクが少なく、確実に取り除きたい方に適した治療法です。皮膚の奥深くまで根を持つほくろや、大きめのほくろの場合などに選ばれます。美容外科ならではの傷が目立ちにくい仕上がりを提供します。
真皮脂肪移植とは、自分の体(主に臀部など)から採取した皮下脂肪と真皮を一緒に移植する再生医療的な治療法です。主に、鼻横の凹み(貴族手術)、目頭切開後の凹み、顔のボリュームロスの改善を目的に行われます。通常の脂肪注入に比べて、脂肪だけでなくコラーゲンや成長因子を含む真皮成分も一緒に移植するため、より自然な仕上がりと高い定着率が期待できます。患者様ご自身の組織を使うため、アレルギーや異物反応のリスクが少ないのも大きなメリットです。
耳垂裂とは、ピアス穴が裂けてしまったり、耳たぶが切れてしまった状態のことを指します。ピアスの重みによる延長や、引っ張られた際の裂傷が原因で起こることが多く、見た目の印象に影響するほか、ピアスの装着ができなくなる場合もあります。当院では、耳垂裂の状態に応じて切開縫合やZ形成術などの適切な術式を選択し、できる限り自然な形状に修復します。耳たぶのピアス穴が大きい場合も治すことが可能です。※修正後、一定期間の安静や再ピアスの時期についての指導も行います。
柔道耳(カリフラワー耳)とは、柔道・レスリング・ラグビーなど、耳に強い摩擦や圧力が繰り返しかかるスポーツによって起こる耳の変形のことです。正式には「耳介血腫後変形」と呼ばれます。耳への衝撃や摩擦で血管が破れ、耳の外側部分に血腫がたまり、そのまま固まって線維化・石灰化することで、耳がゴツゴツとしたカリフラワーのような形状になってしまいます。一度変形してしまうと自然に元の形に戻ることはなく、見た目の悩みやイヤホン・マスクの着用時に違和感が出るなど、日常生活に支障が出るケースもあります。
変形してしまった柔道耳は、手術による修正が基本的な治療法です。直後であれば血腫除去で改善することも可能ですが時間が経過していると外科治療による瘢痕除去が必要になります。当院では、耳の状態に応じて以下のような手術を行います。
手術は局所麻酔下で行うことが多く、変形の程度によって手術時間は30〜60分程度です。痛みや手術がご不安な場合は笑気麻酔・静脈麻酔の併用も可能です。自然な見た目を再現できるよう、耳の輪郭や立体感を細かく調整していきます。
耳たぶ縮小術は、大きすぎる耳たぶを自然でバランスの取れたサイズに整える手術です。年齢とともに耳たぶが伸びてきた方や、もともとの耳の大きさにコンプレックスをお持ちの方、左右差が気になる方などに選ばれています。また、耳たぶのサイズが小さくなることで、顔全体がすっきりと若々しく見える効果もあり、アンチエイジング目的で選ばれることも多い施術です。
耳たぶの形や大きさを丁寧に確認したうえで、皮膚と皮下組織を一部切除して縫合します。切除する部位や形状は、患者様一人ひとりの耳の構造に合わせてカスタマイズいたします。切開は耳たぶのしわや自然なラインに沿って行うため、傷跡も目立ちにくく、術後の仕上がりも自然です。施術は局所麻酔で行い、手術時間は30分〜1時間程度です。痛みや手術がご不安な場合は笑気麻酔・静脈麻酔の併用も可能です。
スプリットタン形成舌先を切開し、二股に分ける形成手術です。
安全を考慮し、舌にある重要な血管や神経を避けて手術を行いますので、左右非対称になる可能性があります。
舌の形や大きさ、切りたい長さを丁寧に確認・すり合わせをしたうえで、施術します。切除する部位や形状は、患者様一人ひとりに合わせてカスタマイズいたします。切りたい部位をマーキングして電気メスで切開し、断面を吸収糸で縫合します。抜糸は不要です。また、断面をそのままにしたい場合はあえて縫合せず終了することも可能です。
舌は傷跡も目立ちにくく、術後の仕上がりも自然なのが特徴です。
施術は局所麻酔で行い、手術時間は15〜20分程度です。痛みや手術がご不安な場合は笑気麻酔の併用も可能です。
ケナコルト注射とは、ステロイド薬(抗炎症薬)を含む注射のことです。しこり・瘢痕・ケロイド・ニキビ跡などの炎症を抑えるために使用します。特に、美容医療では硬く盛り上がってしまったしこりやケロイドの縮小など、主にしこり・瘢痕の治療などに用いられます。炎症性の組織に直接作用することで、腫れや赤み・硬さを徐々に軽減していきます。薬剤の注入部位の見極めや濃度・量の調整がとても難しく、経験値のあるドクターの在籍しているクリニックで行う必要があります。
ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)を主成分とするヒアルロン酸溶解注射です。過去の施術で注入したヒアルロン酸が不自然に残ってしまった場合や、左右差・しこり・過剰注入などのトラブルがある場合に、それを速やかに分解・吸収させるために用います。美容医療においては、ヒアルロン酸注射の修正目的で使用されることが多く、微調整から完全除去まで柔軟に対応可能ですが、前医の入れ方によっては一回で完全に溶け切らないこともあります。
オビソートは、ボトックス注射の効果を中和・修正する目的で使用される注射剤です。表情筋が効きすぎて不自然な仕上がりになってしまった場合や、左右差・違和感がある場合に、筋肉のバランスを調整するために使用されます。ボトックスの効果は一時的なものとはいえ、数ヶ月続くため、不自然な状態を放置せず、適切な修正を行うことで自然な表情や動きを早期に取り戻すことが可能です。
切開法によるタトゥー除去は、タトゥーが入っている皮膚を外科的に切除し、縫い合わせることで除去する施術方法です。レーザー治療では取り切れない濃いインクや深く入った色素、また早期に確実な除去を希望される方に適しています。タトゥーのサイズや部位によっては、数回に分けて切除する分割切除や、皮膚移植を伴う場合もあります。傷が完全に消えることはないですが仕上がりを重視する美容外科ならではの仕上がりを提供します。
美容整形の術後や怪我などで傷跡になった場合の修正手術を行っています。瘢痕になった個所を除去し綺麗に縫合しなおします。
腫れ・痛み・内出血。一般的に、これらの症状は個人差がありますが数日から1週間程度で治まります。
当院は他院修正を行っています。特に鼻や目、口などの他院修正を積極的に行っております。また他院で行った手術で効果を得られなかったり失敗したりといったトラブルが起きた際のセカンドオピニオンもおこなっております。重症度によって施術の難易度が大きく左右されますので段階に応じて料金設定を行っております。
むくみ・内出血・目元の熱感・だるさなどを生じることがあります。数日は目の中がゴロゴロすることがあります。腫れや目元の開きが大きくなることで、瞼が閉じにくくなり、目が乾燥することがあります。*通常はむくみが落ち着くと改善されます。
*いずれの場合も必要に応じて処置を行います。
施術後は腫れやむくみがあります。腫れは1週間程度で治りますが、落ち着くまで1ヶ月程度かかります。内出血は1~2週間程度消失します。白目に内出血が出現した場合2~3週間程度で消失します。手術の方法にもよりますが、針穴、傷跡が赤く目立つことがありますが1~2ヶ月程度でわからなくなります。
当日はご自身の運転による車やバイクでの来院はおやめください。(目元に麻酔を使用しますので若干視界が悪くなります翌日までは運転をおひかえください)貴金属・貴重品は持参しないでください(アクセサリーは外してきてください)
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱などを生じることがあります。治療部位に熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。感染が起きた場合は、内服薬の服用や抗生剤点滴投与を行い、必要に応じて傷を再度開ける、もしくは、新たに切開し膿を出すなどの処置を行います。放置すると傷跡が残りますので、そうなる前に治療が必要です。
施術後は腫れやむくみがあります。目立つ腫れは1週間程度で生じますが、2~3週間ほどで落ち着きます。内出血は1〜2週間程度消失します。腫れや浮腫みにより、一時的に小鼻の厚みや大きさに左右差が生じることがあます。術後1ヶ月は効果が実感できないことがあります。傷口が粘膜の傷の場合、治りが良く傷跡もきれいになります。皮膚切開の場合、創部の傷の赤みは数ヶ月かけて白っぽい線へと変化し改善していきます。術後3ヶ月程は創部が硬くなりますが、徐々に柔らかくなってきます。
飲酒・喫煙は手術後3ヶ月は中止してください。その後も感染、むくみや腫れ、傷の治りの遅れとなる為6ヶ月はなるべくお控えください。
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱などを生じることがあります。治療部位に熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。感染が起きた場合は、内服薬の服用や抗生剤点滴投与を行い、必要に応じて傷を再度開ける、もしくは新たに切開し膿を出すなどの処置を行います。放置すると傷跡が残りますので、そうなる前に治療が必要です。
術後1 週目までは目立つ腫れが生じますが、2週間~3週間週間ほどで落ち着きます。腫れが引いた後も患部には浮腫が残り、つっぱりが生じ動かしにくく感じる場合がございます。お口周りのお施術は鼻下から上唇にかけて厚みを感じたり小鼻が広がって見えることがあります。1ヶ月~3ヶ月程度で落ち着きすっきりと見えてきます。内出血が強めに出た場合は腫れが長引く事があります。粘膜の傷の場合、治りが良く傷跡もきれいになります。皮膚切開の場合、創部の傷の赤みは数ヶ月かけて白っぽい線へと変化し改善していきます。術後3ヶ月程は硬くなりますが、徐々に柔らかくなってきます。
術後は極力、口元を動かさないようにお過ごしくださいませ。傷痕の悪化につながります。
項目 | 料金 |
---|---|
切開ほくろ除去 | 1mmあたり ¥10,000〜(税込) ※大きさによって変動します。 |
真皮脂肪移植 | 1部位 ¥250,000(税込) |
耳垂裂修正 | 片側 ¥90,000(税込) 両側 ¥150,000(税込) |
柔道耳の修正手術 | 片耳 ¥120,000(税込) 両耳 ¥200,000(税込) |
スプリットタン形成 | ¥88,000(税込) |
耳たぶ縮小術 | 片耳 ¥120,000(税込) 両耳 ¥200,000(税込) |
ケナコルト注射 | 1cc~2cc ¥33,000(税込) |
ハイラックス注射 | 1cc~2cc ¥33,000(税込) |
オビソート注射 | 1cc~2cc ¥33,000(税込) |
タトゥー除去(切開) | 1cm2あたり¥45,000〜(顔)(税込) 1cm2あたり¥30,000〜(顔以外)(税込) |
傷跡修正 | 1cm2あたり¥45,000〜(顔)(税込) 1cm2あたり¥30,000〜(顔以外)(税込) |
他院修正 | 軽度 ¥110,000(税込) 中等度 ¥160,000(税込) 重度 ¥220,000(税込) |
完全に消えることはありませんが、皮膚のしわに沿って切開することで、目立ちにくい仕上がりを目指します。時間とともに薄くなっていきます。
個人差はありますが、1回の施術で満足される方も多いです。ただし、体質やダメージの深さによっては2回目の追加施術をご提案することがあります。
ご自身の組織を使用するため、ヒアルロン酸や異物注入に比べて自然な質感・柔らかさが得られます。長期的にも違和感が出にくいのが特長です。
採取部位は目立たない箇所を選び、数ミリ〜数センチ程度の小切開で行います。時間の経過とともに傷跡は目立ちにくくなります。
修正後の傷が十分に落ち着いた後(約3~6ヶ月後)であれば再ピアスが可能です。再ピアスをご希望の場合は、最適な時期をご案内いたします
極細の縫合糸を使用し、耳たぶのラインに沿って縫合するため、時間の経過とともに傷跡はほとんど目立たなくなることが多いです。傷あとケアの指導も丁寧に行います。
完全に元通りにはなりませんが、自然な耳の形に近づけることは可能です。状態によっては一部再手術が必要になることもあります。
耳の裏側や自然な耳のしわに沿って切開するため、正面からはほとんど目立ちません。縫合も丁寧に行い、時間とともにさらに目立ちにくくなります。
ある程度の調整は可能ですが、自然な仕上がりになるようにデザインすることを基本としています。大幅な変更をご希望の方は事前にしっかりご相談ください。
切開は耳たぶの自然なラインに沿って行うため、数ヶ月でほとんど目立たなくなることが一般的です。傷あとが残りにくい縫合方法にも配慮しています。
傷の状態にもよりますが、施術から3ヶ月以上あけてからを目安に再ピアスが可能です。状態によっては医師の判断を仰いでいただきます。
軽度のしこりであれば1~2週間程度で変化を感じられる方が多く、2~3回の施術で改善が見込まれます。
状態や部位によっては、他の注入治療との併用も可能です。
注入されたヒアルロン酸の量や種類によって異なります。1回で十分な場合もあれば、複数回必要なこともあります。
ハイラックスでヒアルロン酸を分解することで、注入前の自然な状態に近づけることが可能です。ただし、変化の度合いには個人差があります。
はい、多くの種類のヒアルロン酸に対応しています。ただし製剤によって分解の効きやすさに違いがあるため、診察時にご相談ください。
状態や注射部位によって異なりますが、数日〜1週間程度で徐々に筋肉の動きが戻ってきます。
オビソートはあくまで調整や緩和を目的とした薬剤です。完全に消すことはできませんが、不自然さの軽減は十分期待できます。
対応可能です。他院施術の修正・調整もご相談ください。
傷跡は線状に残りますが、できる限り目立たないように縫合方法を工夫しています。術後のケアを丁寧に行うことで、より自然に馴染ませることが可能です。
基本的には切除した部位のインクは完全に除去できます。ただし、タトゥーの大きさが広範囲な場合には段階的な除去が必要です。
はい、抜糸まではガーゼ保護や創部の清潔保持が必要です。傷跡をきれいに保つために、術後の指示を守っていただくことが大切です。