
裏ハムラの施術難度が高い目元とは?美容外科医が解説する「難しい目元」の特徴|京都・大阪の京都駅前美容外科

「裏ハムラを受けたいけれど、自分の目元でもできる?」
「他院でクマ取りをしたけれど、裏ハムラは可能?」
「奥目や小さい目でも裏ハムラはできる?」
目の下のクマ・膨らみを改善する治療として、近年注目されているのが裏ハムラ法です。
裏ハムラは、目の下の眼窩脂肪を単純に切除するのではなく、脂肪を凹みの部分へ移動・再配置することで、目の下の「膨らみ」と「凹み」の段差をなだらかにする手術です。
目元の解剖学的な条件によって、手術の難易度は大きく変わります。
*この目元だと裏ハムラができない!というわけではありせん。あくまで難易度が高いのはこういうパターン、という指標の話になります。
今回は、裏ハムラの難易度が高くなりやすい目元について、美容外科医の視点から解説します。
裏ハムラは「脂肪を移動するだけ」の手術ではない

裏ハムラでは、結膜側から眼窩脂肪を操作し、目の下の凹みへ移動させます。
そのため、
- 眼窩の深さ
- 眼窩脂肪の量や位置
- 目の大きさ
- 奥目・出目
- 目の下の骨格
- 頬のボリューム
- 皮膚のたるみ
- 過去の手術歴
などを総合的に評価する必要があります。
つまり、
「クマがあるから裏ハムラ」ではなく、「その目元に裏ハムラが適しているか」を判断することが重要です。
① 他院修正の症例
裏ハムラで特に難易度が上がりやすいのが、過去に目の下の手術を受けている修正症例です。
例えば、
- 他院で脱脂を受けた
- 裏ハムラを受けた
- 表ハムラを受けた
- 脂肪注入を受けた
などのケースです。
一度手術をした目元では、瘢痕や組織の癒着、脂肪量の変化などが生じている可能性があります。
特に脱脂によって眼窩脂肪が大きく減っている場合、裏ハムラで移動できる脂肪が不足することもあります。
そのため修正症例では、「過去に何をされたのか」を確認したうえで現在の組織を評価することが非常に重要です。
② 目が小さい「小粒目タイプ」
目そのものが小さい方も、裏ハムラの難易度が上がることがあります。
裏ハムラは下まぶたの裏側から細かな操作を行うため、術野を確保する必要があります。
小粒目タイプでは、
術野が狭い
→ 組織を確認しにくい
→ 操作の難易度が上がる
ということがあります。
もちろん、小粒目だから裏ハムラができないという意味ではありません。
ただし、通常よりも慎重な操作が必要になるケースがあります。
③ 眼窩の骨が深いタイプ
眼窩の骨格が深い方も、裏ハムラでは難易度が上がることがあります。
裏ハムラでは眼窩脂肪を移動させるため、目の下の骨格や骨膜周辺を確認しながら操作します。
眼窩が深い場合には、深い位置での操作が必要になるため、脂肪の移動や剥離操作が難しくなることがあります。
ここでも重要なのは、単純に「脂肪が多いか少ないか」だけを見るのではなく、脂肪と骨格の位置関係を見ることです。
④ 奥目タイプ
いわゆる奥目タイプも、裏ハムラでは慎重な判断が必要です。
奥目の方は、眼球・眼窩脂肪・周囲の骨格の位置関係が一般的な目元とは異なります。
特に注意したいのが、
脂肪を減らしすぎないこと。
もともと目元が奥まっている方で眼窩脂肪を過剰に切除すると、膨らみは減っても、目の下がくぼんで見える可能性があります。
そのため奥目タイプでは、
「どれだけ脂肪を取るか」ではなく「どの脂肪を残し、どこへ移動させるか」
という考え方が重要です。
⑤ 太っている・顔の皮下脂肪が多いタイプ
「太っていると裏ハムラができないの?」
という質問もありますが、体格が大きいこと自体が裏ハムラの禁忌というわけではありません。
ただし、顔の皮下脂肪が多い場合には、目の下の膨らみが眼窩脂肪だけによるものではないことがあります。
例えば、
眼窩脂肪の膨らみ+頬のボリューム
が組み合わさっているケースです。
この場合、目の下だけを過度に平らにすると、逆に頬との段差が目立つことがあります。
そのため、目の下だけでなく、頬まで含めた顔全体の立体感を見ることが大切です。
⑥ 皮膚のたるみが強いタイプ
裏ハムラは主に眼窩脂肪を移動する手術です。
そのため、
- 下まぶたの皮膚が大きく余っている
- 細かいシワが多い
- 皮膚のたるみが強い
という場合、裏ハムラだけでは十分な改善が得られないことがあります。
このような場合には、表側からの手術など、別の治療方法を検討する必要があります。
つまり、「裏ハムラが難しい」というより「裏ハムラだけでは目的を達成しにくい」ケースです。
難しい目元ほど「脂肪を取らない」という選択も重要

裏ハムラを検討するとき、
「クマの原因は脂肪だから、脂肪を減らせばいい」
と考えてしまいがちです。
しかし、
奥目・眼窩が深い・凹みが強い・過去に脱脂をしている
といった方では、脂肪を減らしすぎることが新たな問題になる場合があります。
裏ハムラのメリットは、眼窩脂肪を単純に捨てるのではなく、必要なボリュームとして利用できることやティアトラフと呼ばれる目の下の溝を改善できることです。
だからこそ、
「何を取るか」だけでなく「何を残すか」
という視点が重要になります。
京都駅前美容外科が考える裏ハムラ

京都駅前美容外科では、裏ハムラを単純な「クマ取り手術」としてではなく、目の下の立体構造を整える手術として考えています。
術前には、
- 眼窩脂肪の突出
- 目の下の凹み
- 眼窩の深さ
- 骨格
- 目の大きさ
- 奥目・出目
- 頬のボリューム
- 皮膚の余り
- 過去の手術歴
などを確認します。
特に大切なのは、
「この人の目元では、どこまで脂肪を移動させるべきか」
という判断です。
まとめ|難しい目元ほど、適応判断が重要
裏ハムラの難易度が高くなりやすいのは、
- 他院修正症例
- 小粒目タイプ
- 眼窩の骨が深いタイプ
- 奥目タイプ
- 顔の皮下脂肪が多いタイプ
- 皮膚のたるみが強いタイプ
- 眼窩脂肪が少ないタイプ
- 凹みが深いタイプ
などです。
ただし、
「難しい=裏ハムラができない」ではありません。
重要なのは、その目元で何が難しいのかを把握し、
「どの脂肪を残し、どこへ移動させ、どこまで改善するのか」
を事前に計画することです。
特に裏ハムラでは、膨らみを完全になくすことだけが正解ではありません。
目の下の膨らみ・凹み・頬とのつながりを含め、自然な立体感を作ること。
それが裏ハムラの重要なポイントだと考えています。
「自分は裏ハムラに向いている?」
「脱脂後でも裏ハムラはできる?」
「奥目だけど目の下がくぼまない?」
など、目元の状態によって適した治療は変わります。
京都・大阪で裏ハムラを検討されている方は、まず自分のクマが何によってできているのか、そして裏ハムラでどこまで改善できるのかを確認することから始めてみてください。
当院では、一人ひとりの「なりたい理想」に寄り添い、医学的根拠に基づいた美容医療を提供しています。
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この記事の監修・執筆医師

京都駅前美容外科 院長
龍山 侑季史
前職では西日本No.1の症例数と満足度を誇る。大手美容クリニック院長として多くの患者様の診察に携わり、鼻整形・口元整形をはじめとして目元・小顔整形まで”なりたい理想を一度に叶える“をモットーにただひたすらに技術を磨く。症例数は5万件を超え、鼻・口元・目元・小顔の各分野全てで技術指導医として後輩医師を指導。






