
表ハムラをしても「目の下のシワ」が残る?|皮膚を取ればシワが全部消えるわけではない理由|京都・大阪・滋賀の京都駅前美容外科

「目の下のたるみとシワが気になるので、表ハムラをすれば全部なくなりますか?」
目の下の若返り治療を検討されている方から、よく聞かれる質問の一つです。
表ハムラ法は、目の下の膨らみや凹みを整えながら、余った皮膚も調整できる手術です。
そのため、皮膚のたるみが目立つ方には非常に有効な治療の一つですが、「表ハムラをすれば目の下のシワがすべて消える」というわけではありません。
なぜなら、目の下のシワにはいくつもの原因があるからです。
今回は、表ハムラをしても残る可能性があるシワと、表ハムラによって改善が期待できるシワについて解説します。
そもそも「目の下のシワ」はなぜできる?
目の下のシワは、単純に「皮膚が余っているから」だけではありません。
例えば、
- 皮膚の余り
- 皮膚の弾力低下
- 乾燥
- 紫外線などによる皮膚老化
- 眼輪筋の動き
- 目の下の膨らみや凹みによる陰影
- 頬のボリューム低下
など、さまざまな要素が関係しています。
そのため、同じように「目の下のシワが気になる」という方でも、実際に必要な治療は異なります。
表ハムラで改善しやすいのは「余った皮膚によるシワ」
表ハムラでは、下まぶたのまつ毛の際に近い部分を切開し、必要に応じて余分な皮膚を調整します。
そのため、「皮膚が余って折れ込んでいることでできているシワ」は、表ハムラによって改善が期待できます。
また、目の下の膨らみや凹みを同時に整えることで、陰影によって強調されていたシワっぽさが目立ちにくくなることもあります。
つまり表ハムラは、「皮膚の余り+目の下の立体的な凹凸」
を同時に考えられることが特徴です。
それでも「ちりめんジワ」は残ることがある
一方で、細かいちりめん状のシワは、皮膚そのものの質が大きく関係しています。
例えば、「皮膚を軽く引っ張るとシワが減るけれど、完全には消えない」
というタイプです。
このようなシワは、皮膚の弾力低下や乾燥、紫外線による変化などが関係していることがあります。
表ハムラで余った皮膚を適切に調整しても、皮膚そのものの質まで若い頃の状態に戻るわけではありません。
そのため、手術後にも細かなシワが多少残ることがあります。
「シワを全部なくそう」と皮膚を取りすぎるのは危険
ここは表ハムラを考えるうえで非常に重要です。
「シワをなくしたいから、余っている皮膚をできるだけ取ってほしい」
と思われる方もいます。
しかし、下まぶたの皮膚は非常に繊細です。
必要以上に皮膚を切除すると、単純にシワが減るだけではなく、
- 下まぶたが引っ張られる
- 目の形が変化する
- 下まぶたが外側へ引かれる
- 外反につながる可能性
- 目が閉じにくくなる可能性
などの問題につながることがあります。
そのため、「シワが残らない量まで皮膚を取る」という考え方はリスクに繋がります。
表ハムラでは「皮膚を何mm取るか」だけでは決まらない
美容外科では、皮膚切除量を数字で考えたくなることがあります。
しかし実際には、
- もともとの下まぶたの形
- 皮膚の弾力
- 眼輪筋の状態
- 下眼瞼の支持
- 目の形
- 頬のボリューム
- 左右差
などを考慮する必要があります。
同じ年齢で、同じくらい皮膚が余っているように見えても、適切な切除量が同じとは限りません。
「何mm切るか」よりも「切った後の下まぶたの状態」を考えることが重要です。
目の下の膨らみを改善するとシワが目立ちにくくなることも
目の下のシワに見えていたものの中には、実は「影」が強調しているものもあります。
例えば、目袋が前方へ膨らみ、その下が凹んでいると、光の当たり方によって境界が強く見えます。
この凹凸を表ハムラによって整えることで、皮膚そのものを大きく変えなくても、目の下全体が滑らかに見えることがあります。
つまり表ハムラでは、
「皮膚を切ってシワを伸ばす」
だけではなく、
「目の下の立体構造を整えて、シワや影を目立ちにくくする」
という視点も重要です。
表ハムラ後にシワが少し残っても失敗とは限らない
術後に、「シワが完全にはなくなっていない」と感じる方もいます。
しかし、目の周りには表情を作るための筋肉があり、目を閉じたり笑ったりすれば皮膚は動きます。
そのため、完全に無表情の状態でもシワがゼロになることを目標にすると、取り返しのつかない合併症を引き起こすことにつながる可能性があります。
自然な若返りでは、
「シワをゼロにする」より「老けて見える原因を減らす」
という考え方が大切です。
表ハムラと他の治療を組み合わせることもある
表ハムラだけでは改善しにくいシワの場合、原因に応じて他の治療を検討することがあります。(ミッドフェイスリフト・ボトックス・糸リフト・脂肪吸引などなど)
例えば、皮膚の質感が主な問題なのか、ボリューム不足が関係しているのか、頬の下垂が関係しているのかによって、治療の方向性は変わります。
大切なのは、
「シワがあるから、とりあえず皮膚を切る」ではなく、
「なぜそのシワができているのか」を考えることです。
京都駅前美容外科では「取りすぎない」ことも重視

表ハムラは、余った皮膚を調整できる一方で、皮膚を取りすぎればよい手術ではありません。
当院では、目の下の膨らみや凹みだけでなく、下まぶたの形、皮膚の余り、眼輪筋、頬とのつながりなどを総合的に確認し、必要な範囲で皮膚を調整します。
目指すのは、
「シワを一本も残さない目元」ではなく、自然に若々しく見える目元。
表ハムラは、目の下の膨らみ・凹み・皮膚の余りを一度に考えられる治療ですが、シワの原因によっては改善できる範囲にも限界があります。
だからこそ、手術前に「どのシワを改善したいのか」「そのシワは何が原因なのか」を見極めることが、自然な仕上がりにつながります。
当院では、一人ひとりの「なりたい理想」に寄り添い、医学的根拠に基づいた美容医療を提供しています。
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この記事の監修・執筆医師

京都駅前美容外科 院長
龍山 侑季史
前職では西日本No.1の症例数と満足度を誇る。大手美容クリニック院長として多くの患者様の診察に携わり、鼻整形・口元整形をはじめとして目元・小顔整形まで”なりたい理想を一度に叶える“をモットーにただひたすらに技術を磨く。症例数は5万件を超え、鼻・口元・目元・小顔の各分野全てで技術指導医として後輩医師を指導。






