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京都の婦人科形成で非常に多い手術の1つが小陰唇縮小術です。小陰唇縮小術には、クリニックによって「抜糸あり」「抜糸なし」の2種類のメニューがあります。どちらを選ぶべきか迷われる患者様が非常に多くおられます。
本記事ではその違いを詳しく、医学的根拠に基づき徹底解説します。
カウンセリング前に知っておくべき重要ポイントをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
1. 糸(縫合糸)の違い
抜糸なしの場合
抜糸なしのメニューでは、吸収糸(溶ける糸)を使用します。京都駅前美容外科では婦人科形成の全ての手術で吸収糸のみを使用しています。
抜糸ありの場合
クリニックにより術式が異なり、以下の2種類があります。
-
- 非吸収糸で表面を縫合する方法
→ 必ず抜糸が必要。 - 表面も吸収糸で縫合する方法
→ 「溶ける糸だから抜糸不要」と説明される場合もありますが、表面に糸が見えている場合は抜糸を推奨します。
- 非吸収糸で表面を縫合する方法
【表面の糸を放置してはいけない理由】
- 糸の通り道の穴から内部に感染が生じる可能性がある
- 糸に恥垢が付着しやすく、不衛生で感染リスクが上昇する
- 長期間糸が食い込むと、そのまま傷跡として残ることがある
吸収糸が完全に溶けるまでには数ヶ月かかるため、術後1ヶ月以上経っても表面に糸が見える場合は抜糸を強く推奨します。
詳しくはこちらのコラムを参照👉小陰唇縮小術の『溶ける糸』はいつ溶ける?
2. 縫合方法の違い
抜糸なしの縫合方法
- 内側のみ吸収糸でしっかり縫合
- 外側は糸を出さず、皮膚用ボンドで接着
- 医師によっては外側を「緩めに結ぶ」ことで1〜2週間で自然に外れるようする場合もあり
外側に糸が出ないため、痛みや痒みが少なくダウンタイムが軽い傾向があります。

小陰唇縮小術 抜糸なし 手術直後
抜糸ありの縫合方法
- 内側+外側を縫合する方法(しっかり結ぶため抜糸が必要)
- 外側のみを縫合する方法(内側を縫わないため、創部離開や出血リスクが上昇)

小陰唇縮小術 抜糸あり 手術直後
京都駅前美容外科では、安全性を最優先し、どの術式でも必ず内側の縫合を行っています。
3. 当院の方針:糸が見える縫合方法の場合は抜糸を推奨
当院では婦人科形成の全手術で吸収糸のみを使用しており、以下の場合は抜糸を推奨しています。
- 術後に表面へ糸が露出したとき
- 自然に糸が脱落しなかったとき
- 刺激や痒みが続くとき
当院の「抜糸なし」の特徴
- 使用糸:吸収糸(溶ける糸)
- 外側に糸が出ない縫合+ボンド固定
- 手術直後から見た目が綺麗
4. 抜糸なしメニューのメリット
- 抜糸の痛みがない
- 術後に来院不要
- 遠方からの来院でも負担が少ない
- 外側の糸による痒みや刺激がない
- ダウンタイムが軽い傾向
術後の不安がある場合には、専用LINEで医師が直接経過確認を行います。
5. 京都駅前美容外科が選ばれる理由
- ⭐️婦人科形成専門の女医が執刀
- ⭐️カウンセラー任せにせず、必ず医師が診察・説明
- ⭐️手術後24時間は医師と直接連絡可能
- ⭐️他院修正症例が多数
- ⭐️自然で綺麗な仕上がりを追求した独自縫合
まとめ:抜糸あり vs 抜糸なしの違い
| 抜糸なし | 抜糸あり |
|---|---|
![]() 小陰唇縮小術の抜糸なしの手術直後の症例写真 術後に外側に糸が出ない / ダウンタイムが軽い |
![]() 小陰唇縮小術 抜糸あり 手術直後の症例写真 外側に糸が露出 / 刺激が出ることも |
患者様から見た大きな違いは「術後すぐに糸が見えるかどうか」です。
私自身、どちらのメニューでも長期的な仕上がりに差が出ないよう、縫合方法を調整し丁寧に手術を行っています。
抜糸なしメニューがおすすめの方
- ⭐️ダウンタイムを短くしたい
- ⭐️抜糸の痛みが苦手
- ⭐️忙しくて来院が難しい
- ⭐️遠方からの来院
執筆医師プロフィール
多田真知花 医師
・京都駅前美容外科 副院長
・婦人科形成専門/抗加齢医学会専門医
・日本皮膚科学会/日本美容皮膚科学会正会員
・婦人科形成の症例数多数(大手美容外科トップの症例経験)
「患者様が安心して相談できる婦人科形成」をモットーに診療

アクセス
京都駅前美容外科
〒600-8233 京都府京都市下京区北不動堂町490-2 CW京都駅前ビル1階
JR「京都駅」中央口より徒歩7分/診療時間:10:00〜19:00(月・火休診)
- 京都駅中央口から徒歩ルートが最短です。
- 近隣コインパーキング多数。お車でのご来院も可能です。






