
裏ハムラをしても「クマ」が消えない?|黒クマ・青クマ・茶クマの違いと限界|滋賀・京都・大阪の京都駅前美容外科

「目の下のクマをなくしたくて裏ハムラを受けたのに、クマが残っているように見える」
目の下のクマ治療では、このような悩みを聞くことがあります。
実は一言で「クマ」といっても、その原因は一つではありません。
裏ハムラ法は、特に「目の下の膨らみと凹みによって生じる影(黒クマ)」に対して有効な治療ですが、皮膚の色素沈着や血管の透け感など、すべてのクマを直接改善する手術ではありません。
そのため、裏ハムラを検討する際には「クマがあるから裏ハムラ」ではなく、そのクマが何によって生じているのかを見極めることが重要です。
目の下のクマには種類がある
目の下のクマは、大きく分けると「黒クマ」「青クマ」「茶クマ」などがあります。
ただし、実際には複数の原因が重なっていることも少なくありません。
黒クマ|膨らみと凹みによる「影」

裏ハムラが特に関係するのが、このタイプです。
目の下の眼窩脂肪が前方に膨らむと、その下側に凹みができ、光の当たり方によって影が生じます。
これが、いわゆる「目袋」「黒クマ」として見えていることがあります。
この場合、単純に膨らんだ脂肪を取るだけでは、今度は目の下が凹んで見える可能性があります。
裏ハムラでは、眼窩脂肪を必要に応じて凹んでいる部分へ移動させ、膨らみと凹みの段差をなだらかにすることを目指します。
つまり、裏ハムラは「脂肪を取るクマ取り」というより、
目の下の立体的な段差を整える手術と考えると分かりやすいでしょう。
青クマ|皮膚の薄さや血管の透け感が関係

目の下が青〜紫色に見える場合は、皮膚の薄さや血管・眼輪筋などが透けて見えていることがあります。
このタイプでは、裏ハムラによって目の下の凹凸を整えても、色味そのものが残ることがあります。
例えば、膨らみによる影と青みの両方がある場合、
「膨らみは改善したけれど、青っぽさがまだ気になる」
ということも考えられます。
その場合は、クマの原因を一つに決めつけず、皮膚の状態やボリューム、血管・筋肉の透け感などを総合的に考える必要があります。
茶クマ|色素沈着が主体の場合
茶色っぽく見えるクマは、摩擦や紫外線、炎症などによる色素沈着が関係している場合があります。
このタイプも、裏ハムラが直接色素を除去するわけではありません。
そのため、「茶色いクマ=裏ハムラで消える」とは考えない方がよいでしょう。
もちろん、茶クマに見えていても、実際には目の下の凹凸による影が重なっているケースもあります。
そのため、色だけで判断するのではなく、照明や角度を変えながら目の下の凹凸を確認することが大切です。
「黒クマ+青クマ」のような混合タイプもある
実際の患者さんでは、クマがきれいに一種類に分かれていることは少なく、複合型であることがほとんどです。
例えば、
- 眼窩脂肪の膨らみによる影
- 目の下の凹みによる影
- 皮膚の薄さによる青み
- 加齢による皮膚の質感変化
などが複合していることがあります。
この場合、裏ハムラによって立体的な影が改善しても、青みや皮膚の色が残ることがあります。
逆に、色味だけに注目して治療すると、目の下の大きな段差という本質的な問題が残ってしまうこともあります。
裏ハムラで「クマが完全になくなる」と考えないことが大切
クマ治療で重要なのは、
「クマを消す」ではなく「クマが目立っている原因を減らす」という考え方です。
特に裏ハムラでは、目の下の脂肪をただなくすのではなく、膨らみと凹みのバランスを整えることで、影を目立ちにくくすることを目指します。
そのため、術後に色味が多少残っていたとしても、手術がうまくいっていないとは限りません。
この場合は上記症例のように脂肪注入を併用することで色味を改善することができます。
裏ハムラが向いているのはどんな人?
一般的には、
- 目の下の膨らみが目立つ
- 膨らみの下に凹みがある
- 光の当たり方によって影が強く見える
- 脱脂だけでは凹みが気になる可能性がある
といった方では、裏ハムラが選択肢になることがあります。
一方で、皮膚の色素沈着や血管の透け感が主な原因の場合、裏ハムラだけでは十分な変化が得られないことがあるため、脂肪注入を併用することがあります。
また、眼窩の形や頬のボリューム、加齢による中顔面の変化などによって適した治療は変わります。
京都駅前美容外科では「クマの原因」を見て治療を考える
目の下のクマは、単純に「脂肪があるから取る」という問題ではありません。
眼窩脂肪の位置、目の下の凹み、眼窩の骨格、頬との境界、皮膚の状態など、複数の要素が組み合わさって見えています。
そのため当院では、まず「なぜこの方のクマが目立っているのか」を考えたうえで、裏ハムラが適しているのか、ほかの治療を組み合わせる必要があるのかを検討しています。
裏ハムラは非常に有用な治療ですが、決して「すべてのクマを消す手術」ではありません。
大切なのは、クマの種類を見極め、その人の目の下の立体構造に合った治療を選択することです。
当院では、一人ひとりの「なりたい理想」に寄り添い、医学的根拠に基づいた美容医療を提供しています。
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この記事の監修・執筆医師

京都駅前美容外科 院長
龍山 侑季史
前職では西日本No.1の症例数と満足度を誇る。大手美容クリニック院長として多くの患者様の診察に携わり、鼻整形・口元整形をはじめとして目元・小顔整形まで”なりたい理想を一度に叶える“をモットーにただひたすらに技術を磨く。症例数は5万件を超え、鼻・口元・目元・小顔の各分野全てで技術指導医として後輩医師を指導。






