
口角挙上で笑顔は変わる?口角挙上でできること・できないことを美容外科医が解説|京都・大阪の京都駅前美容外科

「口角挙上をすると笑顔が可愛くなりますか?」
「口角が下がっているので、笑ったときも口角を上げたいです」
「口角挙上をすれば、いつも笑っているような口元になりますか?」
口角挙上を検討されている方から、このような質問をいただくことがあります。
口角挙上という名前から、
「口角を上げる手術=笑顔を作る手術」
と思われることがありますが、実際には少し違います。
口角挙上が得意なのは、主に真顔の状態で下がって見える口角を持ち上げ、口元の印象を改善することです。
一方で、笑ったときの口角の動きは、表情筋や口輪筋、頬の筋肉など複数の筋肉によって作られています。
そのため、
「真顔の口角を上げること」と「笑ったときの口角の動きを大きくすること」は同じではありません。
この違いを理解せずに手術を受けると、
「口角は上がったけれど、思っていた笑顔とは違う」
というギャップにつながることがあります。
京都駅前美容外科では、口角挙上を単純に「口角を上げる手術」と考えるのではなく、上唇・口角・口角外側の皮膚・人中などを含めた口元全体のバランスを整える手術として考えています。
この記事では、口角挙上でできること・できないこと、笑顔への影響、どのような方に向いているのかについて、美容外科医の視点から詳しく解説します。
口角挙上とは?

口角挙上とは、文字通り下がって見える口角を上向きに整える美容外科手術です。
口角が下がっていると、真顔でも、
- 不機嫌そうに見える
- 怒っているように見える
- 疲れて見える
- 老けて見える
- 口元がへの字に見える
といった印象につながることがあります。
口角挙上では、真顔での口角の位置や口元の形を改善することを目指します。
つまり、口角挙上の大きな目的は、
「笑顔を作ること」ではなく、「真顔でも口元が下がって見えにくい状態を作ること」。
笑顔の口角の「動きそのもの」を自由にコントロールする手術ではありません。
「真顔」と「笑顔」では口角の仕組みが違う
ここを理解すると、口角挙上の効果が分かりやすくなります。
人間の口元は、真顔のときと笑ったときで見え方が大きく変わります。
笑うときには、頬や口周囲の筋肉が収縮し、口角が外側・上方へ動きます。
つまり笑顔は、
皮膚の形だけで作られているわけではありません。
筋肉の収縮による「動き」が重要です。
一方、口角挙上は主に口角の位置や周囲の形を外科的に調整する手術です。
そのため、
「手術で口角を上げれば、笑顔のときも口角が自由に上がるようになる」
というわけではありません。(上がりやすくなる人ももちろんいます)
ここは口角挙上を検討するうえで、非常に重要なポイントです。
口角挙上でできること①「真顔の口角」を上げる

口角挙上が最も得意とするのがここです。
例えば、真顔の状態で、「への字口」になっている方。
口角が下がっていることで、
「不機嫌そう」
「怒っていそう」
「疲れていそう」
という印象を受けることがあります。
このような場合、口角の位置を上方へ調整することで、真顔でも口元が明るく見えることがあります。
つまり、
「何もしていないときの口元を変える」
というのが口角挙上の大きなメリットです。
口角挙上でできること②「口元のへの字感」を改善する

口角が下がっている方では、口唇そのものよりも、
口角からその外側にかけてのライン
が下向きになっていることがあります。
この部分が強く下がっていると、唇の厚みが十分あっても、
「口元が暗く見える」
ことがあります。
口角挙上では、この部分の形をデザインすることで、
口角から口元全体にかけての印象を改善する
ことが期待できます。
そのため、「唇を厚くしたい」という悩みとは少し違い、
「唇はある程度厚いけれど、口角が下がっている」
という方にも適した手術です。
口角挙上でできること③口元を明るい印象にする

口角の位置は、顔全体の表情にも影響します。
同じ目元・同じ鼻・同じ輪郭であっても、
口角が下がっている顔と、自然に上がっている顔では印象が違います。
口角が下がっていると、
「怒っている」
「不機嫌」
「疲れている」
と見られやすくなることがあります。
逆に、口角が自然に上向いていると、
「明るい」
「優しい」
「柔らかい」
という印象につながりやすくなります。
口角挙上でできないこと①「笑顔そのもの」を作ること
口角挙上の限界として知っておいてほしいのが、
笑顔そのものを作る手術ではない
ということです。
例えば、
「笑ったときの口角をもっと高くしたい」
「笑顔のときの表情筋の動きを大きくしたい」
という希望がある場合、口角挙上だけでは期待通りにならない可能性があります。
笑顔には筋肉の動きが関係するためです。
そのため、
真顔の口角が下がっていることが悩みなのか、笑顔の動きが小さいことが悩みなのか
を分けて考えることが重要です。
口角挙上でできないこと②「いつでも笑っているような顔」にすること
「常に笑顔に見える口元にしたい」
という希望を持つ方もいます。
しかし、口角を極端に上げてしまうと、逆に不自然になる可能性があります。
美容整形で目指すべきなのは、
「常に笑顔に見える口元」ではなく、「真顔でも機嫌が悪そうに見えない自然な口元」
だと考えています。
口角挙上でできないこと③笑顔時の筋肉の動きを完全に変えること
笑顔にはさまざまな筋肉が関係しています。
そのため、
「笑ったときに口角がどこまで上がるか」
「左右の口角がどのように動くか」
「笑ったときに上唇がどこまで動くか」
などは、もともとの筋肉の使い方や骨格によっても異なります。
口角挙上によって口角の位置や形を改善することはできますが、表情筋の動きそのものを完全に別人のように変える手術ではありません。
ここを事前に理解しておくことが大切です。
人中短縮と組み合わせるときはどう考える?
口角挙上を考える際に、もう一つ重要なのが人中との関係です。
人中短縮で鼻の下の長さを短くすることで人中が短くなったぶん唇の中央部分が持ち上がり、口角の下がりが増したように見えてしまうことがあります。
そのため、
「人中の中央部分が長い+口角側が下がっている」
という方では、両方を組み合わせることで口元全体のバランスを整えられる場合があります。
逆に、どちらか一方だけで十分なケースもあります。
ここでも、
「人中短縮+口角挙上をセットにする」ことが目的ではなく、どこに問題があるかを見極めること
が重要です。
口角挙上とヒアルロン酸・ボトックスの違い
口角の悩みに対しては、外科手術以外の治療が検討されることもあります。
例えば、ボトックスでは口角を下方向へ引く筋肉の働きを弱めることで、口角の見え方を改善することがあります。
一方、ヒアルロン酸では口元のボリュームや輪郭を調整することがあります。
ただし、これらは口角挙上とは作用の仕方が異なります。
口角挙上
→ 口角の位置・形そのものを外科的に調整
ボトックス
→ 筋肉の働きを利用して口角の下方向への力を弱める
ヒアルロン酸
→ ボリュームや輪郭を調整する
そのため、
「口角が下がっている原因が何なのか」
によって適した治療は変わります。
口角挙上が向いているのはこんな方

口角挙上は、例えば次のような方で検討されます。
- 真顔で口角が下がっている
- への字口が気になる
- 不機嫌そうに見られやすい
- 疲れているように見られる
- 口元を明るく見せたい
- 上唇の外側〜口角を整えたい
- 笑っていないときでも優しい印象にしたい
一方で、
「笑ったときの口角をもっと上げたい」
という悩みだけの場合には、口角挙上が最適とは限りません。
京都駅前美容外科が考える口角挙上
京都駅前美容外科では、口角挙上を、
「口角を上げるだけの手術」とは考えていません。
見るのは口角だけではありません。
- 人中の長さ
- 上唇の厚み
- 上唇中央と外側のバランス
- 口角の位置
- 口角外側の皮膚
- 下唇とのバランス
- 口元全体の突出感
- 顎とのバランス
などを確認します。
また、口角挙上について最も伝えたいことは、
口角挙上=真顔での口元の状態を変化させる手術
ということです。
まとめ|口角挙上は「口元の基準点を整える」
口角挙上は、下がって見える口角を外科的に調整し、真顔でも明るく自然な口元に見せることを目的とする手術です。
口角挙上によって、
- 真顔の口角を上げる
- への字口を改善する
- 不機嫌そうに見える口元を改善する
- 口元を明るい印象にする
- 上唇外側〜口角の形を整える
といった効果が期待できます。
一方で、
- 笑顔そのものを作る
- 表情筋の動きを自由に変える
- 笑ったときの口角を必ず大きく上げる
といったことを目的とする手術ではありません。
だからこそ、口角挙上を検討するときには、
「真顔の口角」と「笑顔の口角」を分けて考えること
が重要です。
京都駅前美容外科では、口角だけを見るのではなく、人中・上唇・口角・下唇・顎まで含めた口元全体のバランスを確認し、その方にとって自然な口角の位置を考えてデザインしています。
「口角が下がって見えるのが気になる」
「笑っていないと不機嫌そうに見られる」
「口角挙上で自分の笑顔がどう変わるのか知りたい」
という方は、まず自分の悩みが「真顔の口角」なのか「笑顔の動き」なのかを考えてみると、適した治療が見つけやすくなります。
当院では、一人ひとりの「なりたい理想」に寄り添い、医学的根拠に基づいた美容医療を提供しています。
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この記事の監修・執筆医師

京都駅前美容外科 院長
龍山 侑季史
前職では西日本No.1の症例数と満足度を誇る。大手美容クリニック院長として多くの患者様の診察に携わり、鼻整形・口元整形をはじめとして目元・小顔整形まで”なりたい理想を一度に叶える“をモットーにただひたすらに技術を磨く。症例数は5万件を超え、鼻・口元・目元・小顔の各分野全てで技術指導医として後輩医師を指導。







