目次
1. 睫毛上皮膚切除とは？
「睫毛上皮膚切除（しょうもうじょうひふせつじょ）」は、上まぶたの睫毛（まつげ）のすぐ上を切開し、余分な皮膚を取り除くことでまぶたのたるみを改善する施術です。
最も多いのがいわゆる「ハム目」という状態を改善させるために行われます。二重整形により幅を広く取ると、まつ毛の生え際が隠れてしまうことがあります。そのような場合、睫毛上皮膚切除は自然な仕上がりでパッチリした目元を取り戻す方法として選ばれています。
眉下切開と異なり、切開線が睫毛の生え際に沿うため、術後の傷跡が目立ちにくいのが特徴です。二重ラインがある方で、目の開きが悪くなく、まつ毛上の皮膚のたるみだけを取りたいというケースに向いています。
2. どんな人に向いている？
睫毛上皮膚切除が向いているのは、以下のような方です。
・まつ毛の生え際部分がもたついている、隠れている方
・ハム目を治したい方
・二重を修正したいがダウンタイムが取れない方
・逆さまつげがあり、治したい方
この施術は、まつ毛の生え際の余剰皮膚を切除することで、目元がパチっと開いた印象を与えることができます。
皮膚の厚みやたるみの程度に合わせて、切除幅をミリ単位以下でデザインする必要があり、ドクターの経験と美的センスが結果を大きく左右します。
3. 眉下切開との違いと選び方
「睫毛上皮膚切除」と「眉下切開」は、どちらもまぶたのたるみを改善する施術ですが、アプローチの違いによって仕上がりや適応が変わります。
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比較項目 |
睫毛上皮膚切除 |
眉下切開 |
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切開部位 |
まつげのすぐ上 |
眉毛の下 |
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傷跡の目立ちやすさ |
ほとんど目立たない |
メイクでカバー可能だがやや見えやすいこともある |
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二重ラインの変化 |
大きくは変わらない |
自然な幅に変化することもある |
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適応 |
まつ毛上の皮膚たるみが軽度〜中等度 |
まぶたのたるみ・二重幅が消えてしまっている |
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メリット |
傷が目立たず自然 |
広範囲の目元のリフトアップが可能 |
つまり、「まつ毛のきわをすっきりさせたい」なら睫毛上皮膚切除、「二重がたるみで被ってきた・まぶたが脂肪や皮膚などで厚ぼったい」なら眉下切開が適しています。
睫毛上皮膚切除のデザイン例
眉下切開のデザイン例
京都駅前美容外科では、診察時に両者を比較しながら、患者様に最適な方法を提案しています。
4. 京都駅前美容外科における施術の特徴
京都駅前美容外科では、解剖学に基づいたデザインと、自然な仕上がりにこだわっています。
当院の特徴は以下の通りです。
- 切開オペを専門とするからこその精緻なデザイン
まつげの生え際に沿ってミリ単位でラインを調整し、術後の傷跡を極限まで目立たなくします。 - 皮膚厚や筋肉量に応じたオーダーメイドの調整
同じ「たるみ」といっても、皮膚の厚みや眼輪筋の量は人によって異なります。
当院では、余剰皮膚・眼輪筋・脂肪を個別に見極めて内部処理を行います。 - 京都・大阪エリアで数多くの症例経験
京都駅前美容外科では、自然な若返りを目的とした睫毛上皮膚切除や眉下切開を多数執刀。目元手術に特化しており、他院修正にも対応しています。
5. 施術の流れとダウンタイム
施術の流れ
- カウンセリング・デザイン決定
- 局所麻酔を行い、睫毛の生え際に沿って切開
- 余分な皮膚・眼輪筋を除去
- 細い吸収糸または極細ナイロン糸で丁寧に縫合
- 術後5〜7日で抜糸
ダウンタイム経過
- 術後1〜2日目：腫れや赤み、軽い内出血が出ることもあります。
- 術後3〜5日目：腫れのピークを過ぎメガネをかければあまりわかりません。
- 術後1週間前後：抜糸。傷跡はほぼまつげの陰に隠れます。
- 1〜3か月後：赤みが落ち着き、より自然な目元に。
腫れは軽度で、ダウンタイムを抑えつつ効果を実感しやすい点も人気の理由です。
6. リスク・注意点について
どんな美容外科手術にも共通するように、睫毛上皮膚切除にも注意点があります。
- 傷跡が一時的に赤みを帯びることがある
- 皮膚を取りすぎると、目を閉じにくくなるリスク
- 左右差が出る可能性
- 稀に小範囲の内出血や腫れ
京都駅前美容外科では、過剰切除を避けるためミリ単位でデザインを行い、安全な結果を追求しています。
7. 京都・大阪で睫毛上皮膚切除を受けるなら京都駅前美容外科
京都駅前美容外科は、京都・大阪エリアで目元の若返り治療を専門的に行っています。
睫毛上皮膚切除だけでなく、眉下切開・眼瞼下垂・目の下のクマ取りなど、目周りの総合的な治療を提供しています。
特に当院では、
・自然で上品な若返りを求める方
・傷跡を最小限にしたい方
・他院修正を検討している方
に多く選ばれています。
京都で睫毛上皮膚切除を検討するなら、まずは京都駅前美容外科でご相談ください。
あなたのまぶたの構造を丁寧に診断し、最も適した若返りプランをご提案します。
8. まとめ
睫毛上皮膚切除は、「まぶたの生え際のたるみ」を自然に整えることができる優れた施術です。二重整形（埋没法や切開）によってこれらのお悩みが生まれる方が多いため、二重を作り直すことで修正するのか、睫毛上皮膚切除で解決するのか、理想や希望に応じて施術を提案いたします。
その他、適応によっては眉下切開や眼瞼下垂手術が必要な場合もあります、ご自身の目元に最も合った方法を選ぶことが大切ですのでカウンセリングにて判断を行なっていきます。
当院では丁寧な術後フォローを重視しています
当院では、患者様ごとのダウンタイムの特徴に応じたフォローアップを徹底しています。術前の診察でしっかりとシミュレーションを行い、できる限り神経や組織を温存した繊細な施術を行っています。
「睫毛上皮膚切除に興味があるけど、不安もある」という方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。あなたの理想に合わせた、最適な治療法をご提案いたします。
当院では、一人ひとりの「なりたい理想」に寄り添い、医学的根拠に基づいた美容医療を提供しています。
お気軽にご相談ください。
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院長Instagram（@dr.tatsuyama_kyoto）
この記事の監修・執筆医師
京都駅前美容外科 院長
龍山 侑季史
前職では西日本No.1の症例数と満足度を誇る。大手美容クリニック院長として多くの患者様の診察に携わり、鼻整形・口元整形をはじめとして目元・小顔整形まで”なりたい理想を一度に叶える“をモットーにただひたすらに技術を磨く。症例数は5万件を超え、鼻・口元・目元・小顔の各分野全てで技術指導医として後輩医師を指導。
