クマ取り注射は危険…!そのリスクを徹底解説|京都駅前美容外科|京都駅前美容外科|美容整形の疑問を解消するコラム

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クマ取り注射は危険…!そのリスクを徹底解説|京都駅前美容外科

クマ取り注射は危険…!そのリスクを徹底解説|京都駅前美容外科|京都駅前美容外科|美容整形の疑問を解消するコラム

クマ取り注射のリスク、切らないクマ治療の裏側について書いたコラム(京都駅前美容外科のコラム)

“切らないクマ治療”の誘惑に要注意!

「切らずに目の下のクマが消える」

「たった1本の注射で若返る」

「ダウンタイムなしで即効果が見える!」

そんなキャッチーな広告で目を引く「クマ取り注射」と呼ばれるものが存在します。特に某大手美容クリニックのSNSや広告などで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか、「今なら0円で〜」「モニター協力してくれる方を探しています♪」などなど…。

しかし実際のところ、この「クマ取り注射」は本当に効果があるのでしょうか?

結論から言えば、効果が乏しく、むしろリスクの方が高い施術です。

特に「目の下の脂肪(眼窩脂肪)による膨らみ」が原因のクマには無意味ですし、状態によってはしこりを形成するなど、修正困難な副作用を招く可能性もあります。

本当に注射で治るなら外科治療はこの世からなくなっているはずです。

この記事では、クマ取り注射の正体、リスク、広告のカラクリ、そして本当に効果のあるクマ治療法について、他サイトにはない視点で徹底的に解説していきます。

目次

1.クマ取り注射とは?その中身と仕組みを解説

2.クマの種類と“クマ取り注射”の不適応

3.効果がないだけじゃない?しこり形成という重大な副作用

4.なぜこの治療が出回るのか?広告の“おとり”構造に注意

5.本当にクマを治したいなら、正しい診断と適切な施術を

6.「とりあえず注射」でお試しはNG

まとめ|クマ取り注射は意味がないどころか危険すらある

1.クマ取り注射とは?その中身と仕組みを解説

まず「クマ取り注射」と呼ばれているものの多くは、成長因子(FGF)やヒアルロン酸、脂肪溶解系の薬剤、漢方などの成分が入った製剤を目の下に注入する施術で、具体的に以下のような効能を謳っています。

• 成長因子入り製剤:皮膚の再生を促す目的?
• ヒアルロン酸:くぼみを持ち上げる
• 脂肪溶解剤:眼窩脂肪を溶かす目的?
• PRPや脂肪注入とのハイブリッド(ごく一部のケース)

これらは一見、切らずにクマが治るのか!と魅力がありそうですが、本質的なクマの原因に対してアプローチできないことがほとんどです。

2.クマの種類と“クマ取り注射”

そもそも、目の下のクマには以下のような分類があります。

1. 茶クマ(色素沈着)
2. 青・赤クマ(血行不良・眼輪筋の透け)
3. 黒クマ(影・たるみ)
4. 混合型クマ(上記の複数が合併)

このうち、「黒クマ(目の下の膨らみによる影)」は脂肪の突出が原因であり、注射でどうにかできる類のものではありません。むしろ脂肪を正しく処理する必要があるため、脱脂術やハムラ法などの手術的アプローチが必要です。

「青クマ」「茶クマ」にも注射は原理的に効果が薄く、実際に改善が見られることは稀です。

3.効果がないだけじゃない?しこり形成という重大な副作用

クマ取り注射で最も懸念すべきなのが、「しこり」の形成です。とくに成長因子製剤は、注入した部位で線維化や異常なコラーゲン生成を引き起こしやすく、皮膚の下にしこりのような硬い塊が残るケースがあります。

このしこりが生じた場合、次のようなリスクがあります:
• 物理的に膨らみが増す(クマがむしろ悪化)
• 見た目の不自然さ(左右非対称、ボコつき)
• 修正が極めて難しい(外科的除去が必要となる)
• 修正オペを断られるケースもある(癒着が酷い、凹みが増してしまうケース)

つまり、「何も変わらない」のであればまだマシで、変化が出た結果が「しこり」である場合、そのダメージは計り知れません。

4.なぜこの治療が出回るのか?「おとり広告」に注意!

クマ取り注射は、一部の美容クリニックでいわば「客引き用」として用意されているのです。具体的にはこういった流れです。
1. 安価な注射メニューで客を集客(例:クマ取り注射9800円)
2. カウンセリングで「あなたのクマでは効果が出ません」と説明
3. 代替案として「50〜100万円の手術」を提示(アップセル)
4. 断ると「じゃあ注射だけしていきますか?」と勧められる
5. 効果が出ず、不満か副作用(しこり)を抱える結果に

このように、クマ取り注射は最初から「施術ありき」ではなく、「高額治療への誘導」のための“フック”として利用されている場合が多いのです。

広告やSNSで「安くて効果あり!」という情報を見た場合、その背後にはこのような商業的な背景があることを理解しておくべきでしょう。

5.本当にクマを治したいなら、正しい診断と適切な施術を

クマ取りはさまざまな治療選択肢があります。適切な治療法はクマの種類・皮膚の厚み・脂肪の量・骨格など多くの要因をもとに総合的に判断されます。以下が効果のある治療の代表例です。
・ 脱脂術(経結膜脱脂術):膨らんだ眼窩脂肪の除去
・裏・表ハムラ法:脂肪を移動して段差をならす
・脂肪注入(ナノリッチ等):目の下の凹みにボリュームを出す、色味を改善する
・PRPやスキンブースターの注入:あくまで肌質改善目的の補助療法として

当院では、根本治療となるこれらの外科施術を提供しています。患者さまの「安く、簡単に済ませたい」というお気持ちは理解しますが、結果が伴わなければ意味がありませんし、リスクだけを背負うことになります。

6.「とりあえず注射でお試し」はNG

美容医療においては、「安いからとりあえず受けてみる」はもっとも危険な行動の一つです。とくに目元という繊細な部位では、1回のミスが今後の人生において後悔を残す可能性があります。

広告の言葉や価格だけに踊らされず、本当に自分に必要な治療は何かを、専門医とともにじっくり検討することを強くおすすめします。

まとめ|クマ取り注射は意味がないどころか危険性が高い

クマ取り注射は、「効果が薄い」「しこりリスクがある」「おとり広告のための施術」といった理由から、当院では推奨していません。実際のところ、多くの方は注射ではなく手術によってしか根本的な改善が見込めません。

「あなたの目元ではクマ取り注射は意味がありません」この一言を伝えられるクリニックこそが、信頼に値する医療機関です。

京都駅前美容外科では、脱脂術、ハムラ法、脂肪注入などを組み合わせ、患者様ごとのクマの種類と顔立ちに合わせた最適な治療方針をご提案しています。後悔のない選択のために、ぜひ一度ご相談ください。

当院では、一人ひとりの「なりたい理想」に寄り添い、医学的根拠に基づいた美容医療を提供しています。

お気軽にご相談ください。

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この記事の監修・執筆医師

院長 龍山侑季史

京都駅前美容外科 院長
龍山 侑季史

前職では西日本No.1の症例数と満足度を誇る。大手美容クリニック院長として多くの患者様の診察に携わり、鼻整形・口元整形をはじめとして目元・小顔整形まで”なりたい理想を一度に叶える“をモットーにただひたすらに技術を磨く。症例数は5万件を超え、鼻・口元・目元・小顔の各分野全てで技術指導医として後輩医師を指導。

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