女性にとってバストは、とてもデリケートな部分であり、授乳における大切な部位でもあります。乳頭の形状や大きさにコンプレックスを抱えている女性は少なくありません。乳頭縮小術は、乳頭の高さや大きさを整えることで全体のバランスがよくなり、見た目に自信がつくといったメリットがあります。また、機能を傷つけないよう配慮した術式を採用しています。手術時においても可能な限り出血を最低限に抑え、術後の回復が早く済むよう迅速に施術を行います。麻酔時の痛みは針の太さによるため、極細針を使用しています。縫合の跡もほとんど目立たずナチュラルに仕上げますので安心してご相談ください。

乳頭縮小術には、二通りの施術方法があります。

• 乳管温存
• 単純切除

乳管温存のメリットには「乳管を残せる」「傷跡がほとんど残らない」「仕上がりがナチュラル」といったものがあります。よって乳管温存は「将来的にお子さんを作りたい方」「乳頭に傷を残したくない方」「自然な仕上がりにしたい方」におすすめです。一方デメリットとして「形やデザインなどに制限がある」ことが挙げられます。ご自身の理想の乳頭に仕上げることができない可能性もありますので、カウンセリング時に医師との入念な相談が必要です。

単純切開のメリットとして「理想の乳頭の形に仕上げやすい」「ナチュラルな仕上がりになる」「ほとんど傷が目立たない」といったものが挙げられます。よって単純切開は「しっかり小さくしたい方」「具体的な乳頭の理想の形がある方」「ナチュラルに仕上げたい方」「傷跡なるべく残したくない方」におすすめです。一方、デメリットとして、「乳ガンになっても異変に気付きにくくなる」「授乳ができなくなる」といったことが挙げられます。授乳を希望している方は、慎重に検討しましょう。

モントゴメリー腺は乳輪にできる、皮脂を分泌する腺細胞（組織の一種）のことを言います。モントゴメリー腺には、本来、乳首と乳輪を保護するために皮脂を分泌する役割があります。乳首と乳輪を傷や乾燥や紫外線から守り、潤いを保っています。また、皮脂のほかにフェロモン（匂い）を出す働きもあります。モントゴメリー腺は、女性だけでなく男性にもあります。しかし、モントゴメリー腺が発達しすぎると必要以上に大きくなり、乳輪周りがぶつぶつと膨らんで目立ってしまいます。モントゴメリー腺除去は、体に害のない範囲で目立つぶつぶつを切除して、綺麗な乳輪に仕上げる施術です。乳頭縮小と合わせて行う方も多いです。目立ったモントゴメリー腺を除去しても健康や授乳機能に問題はありません。健康や乳首の機能に影響を与えず、安全に乳輪まわりのぶつぶつを除去することが可能です。

モントゴメリー腺除去は、乳輪のぶつぶつが気になる方だけでなく、つるっとした表面の乳輪にしたい方に向いている施術です。誰にでもあるものですが大きさがあったり数が多いとコンプレックスに感じることもあると思います。その悩みを解消するのがモントゴメリー除去です。

• 生まれつき
• 乾燥
• 強い刺激を与える
• 妊娠・授乳
• 生理前・生理中
• 加齢

乾燥

肌が乾燥している、肌が乾燥しやすい人は、モントゴメリー腺が大きく発達しやすいです。

妊娠・授乳の影響

• 妊娠中、または授乳中の女性も、モントゴメリー腺が大きく発達します。
• フェロモンを多く出して、赤ちゃんに母乳の吸い口がどこか、わかりやすくさせるためです。
• 妊娠でバストのサイズが大きくなるにつれて、モントゴメリー腺も大きく発達します。

強い刺激を与える

• 強い刺激を与えることは、モントゴメリー腺にはよくありません。
• デリケートゾーンもそうですが、乳頭や乳輪は皮膚が薄い場所ですので入浴時に強い力で体を洗ったり、洗浄力の強いせっけんやボディーソープで洗ったりするのはNGです。

遺伝の影響

モントゴメリー腺は親の体質に影響（遺伝）しやすいです。

年齢や加齢の影響

加齢や年齢によって徐々にモントゴメリー腺が肥大して、「気がつくと乳輪のぶつぶつが目立っている」というケースもあります。また、モントゴメリー腺には乳首や乳輪を傷や乾燥から保護する働きがあります。加齢とともに乾燥しやすくなり、皮脂を分泌しすぎると肥大化する可能性があります。

入浴やシャワーに関して

施術3日後からシャワーが可能になり、湯舟に浸かるのは1週間後からになります。血流が良くなると腫れや治癒が遅くなる原因となります。

運動・飲酒・喫煙

運動は3週間目、飲酒喫煙は1週目から可能です。