
膣ヒアルロン酸
膣にヒアルロン酸を注入する目的として
の2つに分けられます。お悩みや膣の状態によって一人一人ヒアルロン酸の種類や注入量が異なります。当院では婦人科形成専門の女性医師が症状や膣の状態に合わせて最適なヒアルロン酸の種類・注入量をご提案いたしますのでご安心ください。
膣のヒアルロン酸注入は、膣の粘膜下にヒアルロン酸を注入することでボリュームを改善し膣内腔を狭くする治療法です。また、加齢や出産によって緩んでしまった膣の締まりやハリ、潤いを取り戻します。また、性交時痛の改善、性感度を上げる効果もあります。
膣若返り注射は膣に非架橋のヒアルロン酸、ポリヌクレオチドを注入する治療法です。膣若返り注射を行うことでボリュームを変えずに膣の水分量を増やすことができます。性交時痛がある方や萎縮性膣炎と診断された方にもおすすめです。
当院の膣若返り注射は非架橋のヒアルロン酸、ポリヌクレオチド(ハリ、弾力アップ、抗炎症作用)の成分を配合した製剤です。非架橋のヒアルロン酸は通常の膣ヒアルロン酸で用いる架橋のヒアルロン酸と異なり、血管塞栓やしこりのリスクがないことが特徴です。
性交時痛の原因として膣の乾燥、膣のハリや弾力の低下が挙げられます。膣若返り注射では膣壁のボリュームを変えずに水分量をアップすることが可能です。
膣若返り注射は膣の大きさを変えることなく、膣壁そのものの治療を行います。周りやパートナーにバレることなく自然な膣アンチエイジングができます。
加齢や女性ホルモンの低下により、萎縮性膣炎が生じます。保険診療ではホルモン補充療法や外用剤が使用することが多くあります。当院では膣壁に直接ヒアルロン酸を注入することで、膣壁そのものを改善させることが可能です。
項目 | 料金 |
---|---|
膣ヒアルロン酸:ボリュームアップ | 5ml ¥154,000(税込) 10ml ¥220,000(税込) |
膣ヒアルロン酸:膣若返り注射(萎縮性膣炎適応) | 5ml ¥110,000(税込) 10ml ¥154,000(税込) |
ヒアルロン酸の注入前に注射の麻酔を行います。麻酔後は痛みなくヒアルロン酸を注入することが可能です。痛みがご不安な場合は笑気麻酔、静脈麻酔をご準備しております。
症状や膣の状態によりますが1回で5〜10ccの注入が多く、最大では20ccまで注入可能です。
軽度の出血や違和感を生じることがありますが、通常は数日で改善します。ダウンタイムはほとんどなく、施術当日から日常生活が可能です。ただし、激しい運動や入浴、性交渉は1週間程度お控えをお願いいたします。
注入するヒアルロン酸の種類や量により異なりますが、1〜2年程度効果が持続します。定期的な施術で効果をキープされる方もいらっしゃいます。
注入部位からの感染
…性行為、大浴場、激しい運動を1週間控えていただくことで予防効果があります。
ヒアルロン酸の下垂
…ヒアルロン酸を多く注入した場合、重力でヒアルロン酸が下垂してくることがあります。下垂した部分のヒアルロン酸を出す、溶かすことで改善できます。
血管塞栓
…ヒアルロン酸が血管内に入らないように先端の丸い針を使用し注入します。当院では血管塞栓のリスクがほとんどないヒアルロン酸製剤もありますのでご相談ください。
膣に非架橋のヒアルロン酸、ポリヌクレオチドを注入する治療法です。非架橋のヒアルロン酸は膣壁の水分量を増やしふっくらさせます。ポリヌクレオチドは炎症を抑える作用、ヒアルロン酸を長期間長持ちさせる作用があります。性交時痛のある方、萎縮性膣炎と診断された方、リスクなく膣ヒアルロン酸を行いたい方におすすめの治療です。合併症のリスクがほとんどないことが特徴で、血管塞栓やヒアルロン酸の下垂などのリスクなく治療が可能です。
ヒアルロン酸の安定と注入部位からの感染予防のため、施術から1週間は性行為をお控えください。
膣ヒアルロン酸、膣若返り注射は出産に影響を与えることはありません。ただし、妊娠中は施術をお控えいただいております。
医師が症状や膣の状態を診察し、最適な製剤をご案内いたします。
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