鼻中隔延長で全体バランス整える|京都駅前美容外科

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鼻中隔延長

鼻中隔延長で全体バランス整える|京都駅前美容外科

鼻中隔延長とは

鼻中隔延長とは

鼻中隔延長とは、鼻先を整えるための手術方法の1つです。鼻中隔とは鼻の両側をわけている壁のことで、鼻中隔延長は鼻中隔軟骨に採取した軟骨や保存軟骨などを継ぎ足す施術のことを言います。鼻中隔を延長することで鼻先を前方や下方に伸ばすことが可能になります。

なぜ鼻中隔延長が必要なの?

鼻中隔延長は鼻の土台形成をするための手術です。建築で例えるとわかりやすいのですが、家や建物を建てる際に2階、3階と高さを出すとき、必ず土台となる基礎をしっかり作りますよね?この基礎が弱いといずれ上階が潰れてしまいます。鼻中隔延長とはいわばこの基礎工事のことなのです。基礎ができていないのにただただ鼻先に軟骨をたくさん乗せても高さが出ずに潰れてしまいます。ではこの基礎があるかどうかの判断方法ですが、非常にシンプルで「鼻を人差し指で押すとベタッと沈み込むかどうか」です。簡単に沈んでしまう場合は鼻中隔延長の手術を組み合わせることが必要になる可能性が高いです。そのほかに鼻中隔延長が必要になるパターンは、鼻先の向きを変えたい時です。鼻先が上を向いていると、鼻全体が短く、鼻の穴が正面から見えるため、幼い印象や人によっては豚鼻のように見えます。この状態から前方や下方に伸ばすには、鼻全体の構造から作り変える必要があり、鼻中隔延長の適応となります。特に、アジア圏では鼻中隔軟骨や鼻翼軟骨の発達が乏しく、軟骨移植だけでは理想の鼻にならないことが多いのが現実です。自分の理想に近づくには何が必要になるのか、カウンセリングにてご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

鼻中隔延長がおすすめの方

  • 鼻の穴が正面から見えるのを改善したい
  • 団子鼻に悩んでいる
  • 鼻の高さがほしい
  • 鼻先を下に伸ばしたい
  • 短い鼻に悩んでいる

鼻先の構造

鼻先の構造

鼻はいくつかの骨、軟骨で構成されており、鼻骨・外側鼻軟骨・鼻中隔軟骨・大鼻翼軟骨でできています。上側の3分の1は骨で、中央部分の3分の1は鼻中隔軟骨で支えられています。この鼻中隔軟骨を中心に、左右に外側鼻軟骨が存在します。そして、下側の3分の1は大鼻翼軟骨で、傘のように広がっています。大鼻翼軟骨の中心部部にも鼻中隔軟骨が存在し、外側鼻軟骨とも靱帯で結ばれています。しかし、鼻中隔軟骨が小さい場合には短鼻といって豚鼻のように見えたり、鼻が小さく鼻を人差し指で押すとベタッと沈み込んでしまう鼻になってします。このようなタイプの鼻に対しておすすめなのが鼻中隔延長です。

当院の鼻中隔延長の方法

まず鼻整形においてアプローチ法として2つありますが、基本的に鼻中隔延長はオープン法で行います。

 

クローズ法

鼻の穴の中を切開する方法です。傷跡が外側にできないのが最大の特徴となります。鼻の土台がしっかりしている、自然な変化を求めている、場合に適した方法です。ダウンタイムも短くいわゆる「切らない鼻整形」とも当院では呼んでいます。(実際には見えないところを切っています)

オープン法

オープン法は、鼻の穴の中に加えて鼻柱も切開します。軟骨の全体像を確認しながらおこなえる手術で、鼻中隔延長や鼻翼軟骨の細かな処理を行いたい場合に適した方法です。鼻柱を切開するので傷はできますが時間経過で限りなく綺麗になります。

当院の鼻中隔延長のパターン

鼻中隔延長で必要な軟骨の採取部位として当院では耳介軟骨、保存軟骨、鼻中隔軟骨、肋軟骨を取り扱っております。それぞれ特徴があるため、術前の状態、希望、求める変化の大きさに応じて採取部位を選択しています。

耳介軟骨

自身の耳介軟骨を両耳から採取して2枚重ねて使用する方法です。鼻中隔延長の特徴としてよく言われるのが鼻先が硬く曲がらない、というものがあります。耳介軟骨を使用した場合、鼻先は柔らかいままで整形した後に鼻先を触っても自然なため、整形がバレにくいというメリットがあります。しかし柔らかいということは、加工しやすい分、他の軟骨に比べて強度が低いため、耐久性には劣ることがあります。鼻の土台に元々ある程度の強さがないと崩れやすいということになり、適応とならないケースもあります。また、耳介軟骨が小さい場合やピアスが開いてしまっている場合も適応になりづらいです。よってダウンタイムが少なく、ナチュラルに高さを出したい場合におすすめできる施術です。

保存軟骨

保存軟骨を延長材料として使用する方法です。保存軟骨は医療的に免疫学的な処理がなされたドナーの肋軟骨のことです。他人の軟骨と聞くと、安全性を懸念される方もいらっしゃいますが、医療用に特別に加工・保存された素材であり、長期経過の安全性に関するデータも豊富にありますので、安全にご使用いただくことができます。保険診療でもドナーから臓器、血液、骨髄、組織などの提供を受けることは治療法としても広く浸透しており、安全性も担保されていますので同様です。保存軟骨の最大の利点としては、肋軟骨採取の手術負担やお胸の傷跡のリスクなどを大きく軽減できるという点です。また、保存軟骨は厳密な品質管理のもとで処理されているため、強度と耐久性に優れ、長期間安定した形状を維持可能、という点においてもメリットがあります。20年以上前に、保存軟骨によるトラブルが数例報告もあったようですが、当時は保存状態が良くない素材が流通していたり、保存技術が未発達だったためにそのような事例もございました。現在ではそのような事例はございません。保存軟骨のデメリットとしては、非自家組織ですので、自家組織で完結したい患者様には耳介軟骨や肋軟骨移植による鼻整形をおすすめしております。

鼻中隔軟骨

自身の鼻中隔軟骨をくり抜いて使用する方法です。鼻中隔軟骨は、鼻の中央部分にある軟骨で、鼻の左右の通路を仕切るような形をしています。かつては主流の1つでしたが、アジア人はそもそも鼻中隔軟骨が薄く小さい方が多いため、鼻中隔延長の材料としてはもの足りなく、選択することは少ないです。くり抜いた後の残された鼻中隔軟骨が脆弱になり、鼻が曲がったり、鞍鼻(鼻中隔が潰れて鼻筋が凹む状態)という合併症を引き起こすリスクもあります。耳介軟骨が取れないケース、鼻中隔軟骨がしっかりしている、それほど大きな変化を望まない場合に選択されることが多いです。

肋軟骨

自身の胸部から肋軟骨を採取する方法です。過去に耳介軟骨を使用している場合や修正、強度の高い軟骨が必要な場合に選択されます。しっかり変化のある鼻を作りたい場合に有用です。術後のダウンタイムが大きい点や、お胸に傷(3~5cm)が残ってしまう点、年齢が上がるにつれて肋軟骨の骨化リスクが増え材料として使いづらくなる点などがデメリットとして挙げられます。

鼻中隔延長と同時に行うことが多い施術

  • 鼻尖形成+耳軟骨移植
  • プロテーゼ
  • 鼻柱下降
  • わし鼻修正
  • 鼻骨骨切り幅寄せ

鼻中隔延長のデメリット

鼻中隔延長は鼻を美しく整えるうえで、大切な基礎の役割を果たすためとてもいい施術ですが、鼻中隔延長にもデメリットが存在します。

  • 通常の鼻尖形成より少しダウンタイムが長め
  • 移植した軟骨が曲がる・鼻先の軟骨が浮き出る
  • 感染症をおこす可能性

通常の鼻尖形成より少しダウンタイムが長め

鼻中隔延長を行う場合、鼻の土台の処理も必要になるため、手術する範囲が広くなってしまいます。手術範囲が広がると手術時間が長くなり、それにともなってダウンタイムも長くなる場合があります。

移植した軟骨が曲がる・鼻先の軟骨が浮き出る

移植した軟骨自体が長期経過で曲がる可能性もあります。柔らかいと曲がりやすく、耳軟骨>肋軟骨>鼻中隔軟骨の順に曲がりやすいと考えられています。延長素材が硬ければ硬いほど、長さや高さをしっかり出すことが出来ますが、その分土台となる鼻中隔軟骨に負担がかかります。土台が負担に耐え切れずに曲がってしまうと、移植した軟骨も曲がってしまうので結果的に鼻も曲がってしまいます。また、鼻中隔延長で鼻先の皮膚が引き延ばされて薄くなります。そのため、鼻尖に移植した軟骨の輪郭が浮き出ることがあります。

感染症をおこす可能性

鼻中隔延長などの鼻整形では感染症などの合併症が起きる可能性があります。感染症を起こす可能性は、全体の0.5%と低い数値ではありますがゼロではありません。感染症を起こしてしまうと、再度鼻を開けて洗浄を行い、移植軟骨を取り除く必要がでてきます。また、感染症により組織の拘縮がおきて元の鼻よりも短くなる可能性もあります。再施術を行う場合は、半年〜1年後に行います。患者様が安心して手術を受けられるよう、万全のアフターケアをご用意しております。お悩みをお持ちのお客様は、是非当院にご相談ください。

料金表

料金表

項目 料金
鼻中隔延長:耳軟骨 通常価格 ¥450,000(税込)
鼻中隔延長:保存軟骨 通常価格 ¥400,000(税込)
鼻中隔延長:鼻中隔くり抜き 通常価格 ¥550,000(税込)
鼻中隔延長:肋軟骨 通常価格 ¥450,000(税込)

よくあるご質問

鼻中隔延長とはどのような手術ですか?

鼻中隔延長は、鼻の鼻中隔軟骨を延長して鼻先を高くしたり鼻先の向きを変える手術です。耳介軟骨、肋軟骨、鼻中隔軟骨のくり抜きや保存軟骨などを使用して鼻中隔を補強・延長し、理想的な鼻の形を実現していきます。

鼻中隔延長の効果はどのくらい持続しますか?

鼻中隔延長の効果は半永久的です。長期間にわたって理想の鼻の形を維持することができます。しかし、加齢や外部からの衝撃などによって形が変わることがあるため、術後の過ごし方にも注意が必要です。

鼻中隔延長手術で鼻は動かなくなりますか?

延長に使用する材料によります。耳軟骨であれば動きます。肋軟骨や保存軟骨の場合は鼻先が固定されるため動かしづらくなります。笑った時の違和感も感じることがあります。

鼻中隔延長手術は痛いですか?

鼻中隔延長手術は、局所麻酔と静脈麻酔を併用して行いますので、手術中に痛みを感じることはありません。

鼻中隔延長手術のダウンタイムはどのくらいですか?

鼻中隔延長手術のダウンタイムは、通常1〜2週間程度です。術後の腫れや内出血は時間経過で軽減します。約1週間ほどで日常生活に復帰可能ですが、完全に腫れが引くまでには数ヶ月かかります。

鼻中隔延長はどんな方におすすめですか?

鼻中隔延長は、鼻先を高くしたい方や、鼻の角度や向きを調整したいという方におすすめです。しっかり変化を出したい場合や土台が弱い場合にも有効です。

鼻中隔延長とプロテーゼの違いは何ですか?

鼻中隔延長は、鼻中隔軟骨を延長して鼻先を高くする手術です。一方、プロテーゼは、人工のインプラントを鼻に挿入することで、鼻筋を高くする手術になります。